30代になると
突然、首にボツボツしたものが
できることがあります。
これらは首筋にできることから
人目につきやすく、
早急になんとかしたいと
思う方も多いでしょう。
ここでは、そのような
首のボツボツの原因と治療方法につい
て紹介します。
首のボツボツで悩んでいる人はぜひ、
ここに書いてあることを
参考にしてみてください。
30代の首のボツボツとは？
30代の首のボツボツの正体は、
「首イボ」といわれるものです
。首イボは、老人性イボ（老人性ゆうぜい
）と呼ばれる腫瘍です。
イボにはウィルスが原因でできる
「ウィルス性イボ」とそれ以外の
「非ウィルス性イボ」の2種類があります。
首イボは、非ウィルス性イボであり
、放っておいても身体に害はありません。
ただし、かゆみが生じるのと
デコルテ（胸元）などの
人目につきやすい箇所にできやすいです
。衣服が擦れて痛みを感じたり、
炎症を起こす可能性もあるため、
気になる方は、早期の治療をおすすめします。
首イボはそれぞれ大きさや形状で3種類あり
、「アクロコルドン」、「スキンタッグ」、
「軟性繊維種」です。
アクロコルドンとスキンタッグは
どちらも肌色で2mm~3mm程度であり、
軟性繊維種は直径5mmを超える大型になります。
特にアクロコルドンは、
首以外にも脇の下や胸などにでき、
少しずつ数が増えていくのが特徴です。
首筋にできるイボの原因とは？
首イボの原因は、
皮膚の老化だといわれています。
若いときにはなかったものが、
歳を重ねるにつれてできるようになります。
また顔や首、腕などの比較的、
露出が多い部位にできやすいということから、
皮膚の老化外にも多量の紫外線を浴びることが、
原因だと考えられています。
首筋にできるイボの治療法とは？
首イボの治療法としては大きく2つあり
、病院で治療するか
市販薬で治療する方法があります。
病院で治療する場合、
診療科目は「皮膚科」か「美容皮膚科」
のいずれかです。
これらを選ぶ基準としては、
・保険が適用できるかどうか
・綺麗に治療できるかどうか
・痛みが伴うかどうか
ということを踏まえて、
判断するといいでしょう。
治療方法としては、
・液体窒素を用いた冷凍療法
・ハサミで切り取る方法
・炭酸ガスレーザーによる方法
・手術
が考えられます。
特に炭酸ガスレーザーは
アクロコルドンの治療に適切です。
首イボは、病院なら簡単に治療できますので、
むやみに自分で取ろうとすることはやめましょう。
ハサミで切り取る方法なら
素人でもできると思う人もいるかもしれませんが、
おすすめしません。
病院の場合、殺菌消毒された器具を使いますが、
素人は衛生的な問題から悪化させてしまう恐れが
あるからです。
市販薬で治療する場合、
「ヨクイニン」が代表的です。
ヨクイニンは、ハトムギの果肉に含まれる成分であり、
昔からイボ取りに用いられています。
しかし、ヨクイニンの効果が期待できるイボは
ウィルス性イボであり、
非ウィルス性イボの首イボについては
賛否両論あります。
ヨクイニンには皮膚の新陳代謝を促す作用
が知られており、首イボでも
まったく効果がないと言い切れないでしょう。
ですが、確実になんとかしたいと思う方は、
病院で治療することをおすすめします。
まとめ
30代の首のボツボツとは、首イボのことです
。首イボは、老人性イボといわれるものであり、
放っておいても身体に害はありません。
しかし、かゆみが生じるの
と人目につきやすい箇所にできるため、
気になる方は早期の治療をおすすめします。
また首イボの治療には、
昔からヨクイニンが使われてきましたが
、非ウィルス性の首イボへの効果については、
賛否両論あります。
そのため、確実に治したい方は、
病院で治療することをおすすめします。